「第91回 コリン性じんましん・無汗症」 2019年7月12日付 「リビング多摩 」に掲載されました|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

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医療コラム

「第91回 コリン性じんましん・無汗症」 2019年7月12日付 「リビング多摩 」に掲載されました|立川皮膚科クリニック|立川駅南口徒歩2分の皮膚科クリニック

「第91回 コリン性じんましん・無汗症」 2019年7月12日付 「リビング多摩 」に掲載されました

全身に赤い湿疹が出てめまいも感じます
コリン性じんましんと無汗症の可能性が

赤く小さなじんましん が全身に現れ、痛みを伴 なう「コリン性じんまし ん」の症状について、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医で、立川皮膚科クリニック院長の伊東秀記先生に聞きました。

―症状は?
「コリン性じんましんは、一般的なじんましんと違い、手足や背中など全身に赤い小さなじんましんが広がり、ピリピリとした痛みや刺激を感じます。入浴や運動、緊張などで、体温が上昇した後に出やすく、ストレスや刺激の強い食べ物なども原 因として考えられます。 夏の暑い時期に多く発症 するのも特徴です。さら に、めまいを感じる場合は、無汗症を併発している可能性もあります。熱中症に似ている症状ですが、無汗症は汗が出ず、 体温調節ができなくなる発汗障害です」

―治療法は?
「抗ヒスタミン薬を処方します。無汗症を併発している場合は、症状によっては入院での治療が必要になるため、早目に皮膚科の医師に相談して ください」

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